Motoki's帳面

考えを整理して置いておく場所です。

離婚して治療に専念すべきか

僕がアスペルガー障害であるなら、離婚して、治療に専念すべきかどうか。

アスペルガーは、脳の前頭葉の機能不全から起こる脳の機能障害です。気分が人より落ち込みやすかったり、空気が読めなかったり、様々なマイナスポイントがあります。それは、人間関係を構築する上で邪魔になるものが多いです。つまり、アスペルガーは他人から「変人」や「失礼な人」と勘違いされることが多く、友達や、時には親でさえも関係作りは難しいのです。結婚とは、他人同士が一つ屋根の下で暮らしていくことです。もっとも濃い人間関係を、アスペルガーが行うと、行き違い、勘違い、思い込みのオンパレードです。自分のメンタルや、体でさえもコントロールできないのに、家庭を支えたり、コントロールするなんて、できる訳ないと思います。結婚当初、僕には「少し人と比べて変わってるところがある」という認識はありました。しかし、普通に暮らして、彼女の真似をしていけば、空気は読めるようになるし、記憶力も上がるし、普通の人に近づけると思っていました。しかし、実際は全く改善せず、結局別居するまで彼女とは行き違いからくる言い争いが続き、一向に改善しませんでした。僕は自分をアスペだと知らず、治療していなかったことが一番の原因だと思います。では、それと同じことを、離婚をしなかった場合の結婚生活で、自分を修正していけるのでしょうか。

 修正できるとしたら、どのような場合でしょうか。

 

パターン(1)彼女も反省して、アスぺを暖かく受け入れて見守ってくれる。

 これが理想です。しかし、今まで見てきた彼女は、「反省」ということができません。できませんが、自分の不利益になることは、「軌道修正」する不思議な性格をしていました。しかし、「反省」に基づいたものではないので、「軌道修正」は「自分の我慢できる範囲内」に限られます。つまり、その「範囲内」に僕のアスぺの症状が「収まるか」は不確定です。

よって、彼女は「反省はしない」けれど、「軌道修正はする」が、「アスぺを暖かく受け入れてくれるかはわかりません」。

 

パターン(2)僕が彼女に怒られながら、我慢して暮らす。

彼女が僕に言った暴言は、喧嘩して興奮している状況で言われた言葉ですが、彼女はこれだけは平常心でも感じているだろうと思うことは、下記の6つだと思います。

①夫の空気が読めない(相手の考えを言動から読み取ることができない)所が嫌だ=いちいち自分の気持ちを夫に説明するのが面倒だ。

②夫は大人であれば知っていることや、当然とるだろうと予想される行動が取れないことから、大人として信用できず、男としてはもちろん信用できない。

③(僕が当時の職場で人間関係に悩んで暗く落ち込んでいたことを例にとって)①や②が原因で、私もかけられているのと同じように、あなたは職場の周りの人にも迷惑をかけるはずだ。だから、私があなたのそういった所が嫌いなように、周りもあなたのことが嫌いなはずだ。

④夫の会話のテンポが遅くて、話していてもストレスがたまる。

⑤①〜④を改善して、私を大切にして欲しい。

⑥夫の暗い性格に肌が合わない。

つまり、妻は「夫は、私のと間の空気を読んで、スムーズに会話して、明るい考え方で、私を失望させないように言動し、私を大切に扱って欲しい」と思っていたのでしょう。そして、実際には「夫は、私のと間の空気は読めず、行き違いばかりの会話で、暗い考え方で、私を失望ばかりさせ、私を大切に扱ってくれない」と思っていたのでしょう。

仮にやり直したとしても、同じ行き違いが生じることは間違いありません。だとすると、彼女は同じようにイライラし、それを我慢しようとするでしょう。しかし、先にも説明しました通り、「我慢の範囲」に収まらないと、そのイライラは、①僕に当たる②もっと我慢して彼女の潔癖症が悪化する③②が進行して、彼女の体調が悪化する。といった結果を招くことになるでしょう。また、もしかすると、夫婦の溝に耐え切れず、どちらかか、双方が不倫に走ったり、体を壊すかもしれません。

 

自分のアスぺを治療しながら、結婚生活をやり直すことは、

①彼女の我慢の範囲内に収まるかはわからない

②我慢の範囲を超えた場合、二人の関係は高確率で悪化する

この2点は事実でしょう。

 

よって、アスぺを治療しながら、彼女と結婚生活をやり直すことは現実的ではありません。また、彼女にとっても、「僕」という「重り」を抱えながら生きていくより、他の人と幸せになる道や、自分一人の幸せを追求して生きていく方が、良いと思います。